経済 トービンのq

 トービンのq = (負債の時価総額+株式時価総額) / 資産の時価総額

トービンのqは、企業が事業活動により生み出している価値が、保有資産の時価総額より大きいかどうかを見る指標です。トービンのqが1より小さいと株価は過小評価されていると考え、1より高いと株価は過大評価されていると考えます。

財務 修正仕分け

■修正仕訳

決算日の月末において、当座預金勘定の残高と銀行側の当座預金口座の残高とが一致しないことがある。その場合、銀行に残高証明書を発行してもらい、不一致の原因を調査明らかにする。

■修正仕訳をしない場合

  • 時間外預入・・・銀行の営業時間外に(夜間金庫等に)預け入れた場合。企業では当日の仕訳になるが、銀行では翌日の入金として処理される。
  • 未取付小切手・・・取引先に渡したにも関わらず、取引先が銀行にまだ呈示していない小切手

■修正仕訳あり

  • 連絡未通知・・・銀行から当社への当座振込や自動引き落としの連絡が無い場合
  • 企業側誤記入・・・預け入れた金額と企業の記帳した額が異なる場合

 

財務 本支店会計

■支店分散計算制度

  • それぞれの支店が本店を経ずに直接処理
  • 各支店間の取引が明確になるメリット
  • 本店の経営管理が不十分になるデメリット

■本店集中計算制度

  • 支店間の取引を本店と各支店の取引とみなして処理
  • 本店は支店間の全ての取引を把握できるメリット
  • 各支店では本店勘定のみ設けて、本店では各支店の勘定が設けられる

運営 生産方式

  • FMS(Flexible Manifacturing System)柔構造製造システム・・・中種中量生産向き
  • トランスファーマシン・・・ベルトコンベアなど連続生産、少品種多量生産向き
  • サイクルタイム(ピッチタイム)・・・生産ラインに資材を投入する時間間隔。製品が算出される時間間隔に等しい。

  サイクルタイム=正味稼働時間÷生産量
  最小工程数=総作業時間÷サイクルタイム
  生産速度=生産量÷正味稼働時間

  バランスロス率=100-編成効率

  • 製番管理方式・・・同一の製造番号を全ての部品・指示書に付けて管理を行う方式。個別生産や生産量の少ない場合のロット生産に適している。基本的に常備品在庫を保有しない。

 

運営 VE(製品機能)

  • 貴重機能・・・製品のデザインや外観等、使用者に魅力を感じさせる機能。装飾品などのように貴重機能が基本機能となる場合もある。
  • 二次機能・・・基本機能を達成するための手段的、補助的な機能

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運営 管理・生産方式

  • プッシュ型管理方式・・・あらかじめ定められたスケジュールに従い、生産活動を行う管理方式。管理部門が生産計画を作成し、集中的に管理する。過剰在庫を抑えるための生産管理コストがかかる。
  • プル型管理方式・・・後工程から引きとられた量を補充するためにだけ、生産活動を行う管理方式。顧客の注文が入った時点で最終工程から上流工程に遡る形で生産指示が出される。作りだめはしないので在庫リスクは低い。

財務 企業買収略語

  • KPI(Key Performance Indicator)・・・主要業績評価指標
  • LBO(Leveraged Buy Out)・・・買収対象企業の資産を担保として負債を調達し、買収後に資産の売却やキャッシュフローにより債務を返済する手法
  • MBO(Management Buy Out)・・・経営者や幹部社員が、自社あるいは会社の部門を買い取って独立すること
  • TOB(Take Over Bid)・・・株式公開買い付け。証券市場以外で株式等を買い集め、経営権の取得等を行うこと