診断士 2次 事例3 8年分 問題 2009-2017

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事例Ⅲ 業種
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【2017H29】 金属加工業
【2016H28】 カット野菜
【2015H27】 鋳物製造業
【2014H26】 超精密小型部品
【2013H25】 通信施設用部材
【2012H24】 食肉製品業
【2011H23】 金属製家具製造業
【2010H22】 自動車2次部品メーカー
【2009H21】 木製家具製造業
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第1問(C社の強み)
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【2017H29】 CNC木工加工機の生産販売を進めるために検討すべき生産管理上の課題とその対応策を140字以内で述べよ。
【2016H28】 カット野菜業界におけるC社の(a)強みと(b)弱みを、それぞれ40字以内で述べよ。
【2015H27】 C社では、現在取引している産業機械部品メーカーから新規に自動車部品の生産依頼があり、新規受注に向けて検討している。この計画について以下の設問に答えよ。
(1)C社が自動車部品分野に参入する場合、強みとなる点を2つあげ、それぞれ40字以内で述べよ。
(2)自動車部品の受注獲得は、C社にとってどのようなメリットがあるのか100字以内で述べよ。
(3)自動車部品の受注獲得には、自動車業界で要求される短納期に対応する必要がある。そのためにはどのような改善策が必要なのか、100字以内で述べよ。
【2014H26】 C社の創業からの事業変遷を理解した上で、精密小型部品加工業界におけるC社の強みと弱みを60字以内で述べよ。
【2013H25】 C社では、横ばいで推移している業績を改善するためX社のシェアが高い首都圏市場への参入を目指している。この課題について、以下の設問に答えよ。
(1) C社が首都圏市場への参入で活用すべき競争優位性は何か、60字以内で述べよ。
(2) C社が首都圏市場への参入を実現するためには、関東工場の役割をどのように変えるべきなのか、またそれを実現するためにはどのような具体的対応策が必要となるのか、120字以内で述べよ。
【2012H24】 X社から加工部門を分離して創業したC社の成長要因は何か、100字以内で述べよ。
【2011H23】 C社の創業からの事業変遷を理解した上で、生産技術面の特徴を(a)欄に、営業面での特徴を(b)欄に、40字以内でそれぞれ述べよ。
【2010H22】 自動車業界におけるC社の強みを(a)欄に、弱みを(b)欄に、2つずつ、それぞれ20字以内で述べよ。
【2009H21】 低迷する木製家具業界にあって、C社は安定的な業績を維持している。その考えられる理由を120字以内で述べよ。
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第2問(生産面の課題、経営課題)
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【2017H29】 C社社長は、現在の生産業務を整備して生産能力を向上させ、それによって生じる余力をCNC木工加工機の生産に充てたいと考えている。それを実現するための課題とその対応策について120字以内で述べよ。
【2016H28】 現在C社が抱えている最大の経営課題は、収益改善を早急に図ることである。生産管理面での対応策を160 字以内で述べよ。
【2015H27】 C社の設備投資は、鋳造工程が優先されてきた。これによって生産工程に生じている問題点と、その改善策を100字以内で述べよ。
【2014H26】 C社の切削工程で問題視されている加工不良率の増加について、その改善を図るために必要な具体的対応策を100字以内で述べよ。
【2013H25】 C社では、顧客からの問い合わせに迅速に対応するため、また、短納期化に対応するため、技術部内の情報の共有化や業務の効率化を図る計画がある。この計画について、以下の設問に答えよ。
(1) 技術部内で共有化が必要と考える具体的情報名を80字以内であげよ。
(2) 技術部内の業務効率化を図るために必要な具体的改善内容を120字以内で述べよ。
【2012H24】 C社は創業から20年以上が経過して、顧客や新製品の増加によってさらに変革が必要となっている。図1~図3なども参考に、C社が直面している課題とその具体的改善策を140字以内で述べよ。
【2011H23】 C社の生産計画は計画期間中に変更されることが多い。C社社長は、当社製品の納期に対する顧客の満足度を上げるためにも生産計画の制度を向上させたいと考えているが、そのための対応策を200字以内で具体的に述べよ。
【2010H22】 Y社から迫られている生産設備および工程の移管計画は、現在具体的な協議が進められている。
(1)この計画で最も大きな問題は、Y社から提示されている厳しい契約単価である。この計画でコストダウンを行い、利益を確保するために必要な具体的方法を120字以内で述べよ。
(2)この計画の実施によりC社の生産現場に混乱が予想される。予想される混乱の内容を(a)欄に60字以内で、またその対策を(b)欄に100字以内で、それぞれ述べよ。
【2009H21】 C社では、経営上大きな問題となっている過大な製品在庫および製品の欠品について改善を検討している。次の設問に答えよ。
(1)過大な製品在庫と製品の欠品が生じている理由を100字以内で述べよ。
(2)製品の在庫問題を解決するために、生産面で必要な対策を120字以内で述べよ。
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第3問(無茶な事)
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【2017H29】 C社では、ホームページを活用したCNC木工加工機の受注拡大を考えている。展示会での成功を参考に、潜在顧客を獲得するためのホームページの活用方法、潜在顧客を受注に結び付けるための社内対応策を160字以内で述べよ。
【2016H28】 C社では、クレームを削減する改善活動を計画している。このクレーム改善活動を最も効果的に実施するために、着目するクレーム内容、それを解決するための具体的対応策を120 字以内で述べよ。
【2015H27】 C社は、納期遅延の解消を目的に生産管理のIT化を計画している。それには、どのように納期管理をし、その際、どのような情報を活用していくべきか、120字以内で述べよ。
【2014H26】 C社では、主要取引先X社精密部品事業部の国内部品調達および物流の合理化計画に対するための対策が検討されている。この課題について以下の設問に答えよ。
(1) C社がX社の唯一の国内調達先となり、部品在庫管理および受注・発送業務の移管が行われると、C社にはどのようなメリットがあるのか、100字以内で述べよ。
(2) X社からの業務の移管に対応するためには、C社の生産計画や資材調達計画を今後どのように改革していくことが必要となるのか、160字以内で述べよ。
【2013H25】 C社経営者は、これまで蓄積した生産技術のノウハウを活用し、通信用部材市場以外での新規事業開発を模索している。過去に経験したY社との共同開発事業の失敗の要因と、その失敗の要因を踏まえた今後の新規事業開発の留意点を、140字以内で述べよ。
【2012H24】 C社では新規事業として外食チェーンY社との取引を検討している。その計画について以下の設問に答えよ。
(1) Y社から要求されているセントラルキッチンとしての機能を備えるためには、C社ではどのような対応を必要とするのか、120字以内で述べよ。
(2) Y社から要求されているセントラルキッチンとしての機能を果たすためには、C社の日常業務上どのような情報が必要になるか、100字以内で挙げよ。
【2011H23】 C社では自社ブランド規格品「ビルトインシリーズ」に加え、特注品の「フリーデザインシリーズ」事業を計画している。
(1)「フリーデザインシリーズ」事業は、既存事業の営業先からの要望によって計画、検討されている。顧客からの要望に応えこの事業を推進するためには、C社の営業スタイルをどのように変えるべきか80字以内で提案せよ。
(2)「フリーデザインシリーズ」事業を成功させるため、設計面の課題と生産面の課題を100字以内で述べよ。
【2010H22】 Y社からの生産設備および工程の移管計画には、①生産リードタイムの短縮、②コストダウンの2つの目的がある。これらの目的を達成するためにY社と共有化すべき生産管理に関する情報は何か。目的①、②について具体的情報データ項目をそれぞれ20字以内であげよ。
【2009H21】 C社では、大手インテリア用品小売チェーンからOEM製品の取引要請があり、共同で製品化を進めようとしている。
(1)大手インテリア用品小売チェーンとのOEM製品取引は、C社にとってどのようなメリットがあるのかについて80字以内で述べよ。
(2)C社のOEM事業推進において考えられる課題とその対応策について120字以内で述べよ。
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第4問(C社の経営課題)
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【2017H29】 C社社長は、今後大きな設備投資や人員増をせずに、高付加価値なCNC木工加工機事業を進めたいと思っている。これを実現するためには、製品やサービスについてどのような方策が考えられるか、140字以内で述べよ。
【2016H28】 C社社長は、経営体質の強化を目指し、今後カット野菜の新事業による収益拡大を狙っている。またその内容は、顧客からの新たな取引の要望、およびC社の生産管理レベルや経営資源などを勘案して計画しようとしている。この計画について、中小企業診断士としてどのような新事業を提案するか、その理由、その事業を成功に導くために必要な社内対応策とともに160 字以内で述べよ。
【2015H27】 海外製品との競争が厳しい時代のなかで、今後もC社は国内生産を維持する考えである。そのためにC社が強化すべき点は何か。その理由とともに140字以内で述べよ。
【2014H26】 C社社長は、主要取引先X社で進められている国内部品調達先の集約化の動きに対応して、X社との取引を高める一方で、X社以外の販路開拓を行う方針である。
この方針を実現するためには、中小企業診断士としてどのような提案を行うか、C社の経営資源に注目して160字以内で述べよ。
【2013H25】 無し
【2012H24】 C社の既存製品の販売数量は減少傾向にあり、さらに既存顧客から製品単価の引き下げ要求がある。それを克服して収益性を高めるためには、あなたは中小企業診断士としてどのような方法を提案するか、Y社との新規取引以外で、C社にとって実現性の高い提案を140字以内で述べよ。
【2011H23】 「フリーデザインシリーズ」事業に対応するため、CAD/CAMの導入を考えているが、このCAD/CAM化はC社にどのようなメリットをもたらすのか140字以内で述べよ。
【2010H22】 X社からの要請による中国進出計画が進展している。この計画に関してC社の技術を生かした独自の経営の方向性と対応策について、中小企業診断士としてどのようなアドバイスをするか、140字以内で述べよ。
【2009H21】 C社の自社製品は見込生産であり、現在製品化を進めようとしているOEM生産は受注生産で対応する予定である。C社の見込生産と受注生産の違いを、重視すべき情報と管理ポイントの視点から80字以内で述べよ。