運営 振り返り

 平成25年

第2章分

・定期発注方式

 発注量=在庫調整期間における予想消費量ー(現在の在庫量+発注残)+安全在庫

 (在庫調整期間=発注間隔+調達期間)

 

・VE

 価値(Value)=機能(Function)/コスト(Cost)

 V=F/C

 

ライン生産方式と一人生産方式の特徴

 ライン生産方式:設備の多くが高価の場合。組立作業要素の数が多く複雑な製品の場合。

 一人生産方式:作業者の作業時間変動が大きい場合。

 

・ライン編成効率=作業要素時間の総和/ステーション数×サイクルタイム

 

・日程計画(大・中・小)

 大日程計画:計画期間は半年や1年など長期間でおおまかな生産量を決める。将来必要とされる設備能力、作業者数、資材量を明らかにする。生産活動に対する経営上の指針を示す。

 中日程計画:大日程計画の具体化。月単位での工場単位の生産計画を週単位の部門別生産計画へ展開。必要とされる作業者数や設備使用計画もほぼ確定。

 小日程計画:時間単位の詳細な生産スケジュール。作業者や機械の稼働率の最大化、仕掛在庫量の最小化、生産リードタイムの最小化、納期遅れの最小化などの目標を達成するために、適切なスケジューリング法を用いて作成する。

運営

VE(Value Engineering 価値工学)

・VE質問

①それは何か・・・情報収集

②その働きは何か・・・機能の定義、機能の整理

③そのコストはいくらか・・・機能別コスト分析

④その価値はどうか・・・機能の評価

⑤他に同じ働きをするものは無いか・・・改善案の作成、アイデア発想

⑥そのコストはいくらか

⑦それは必要な機能を果たすか・・・概略評価・具体化・詳細評価

 

製品開発プロセス

フロントローディング活動

上流工程の時点で下流段階の検討事項も先取りして検討・検証することで、下流段階における変更対応を最小限とする活動。

製品開発リードタイムの短縮やコスト低減が期待できるが、上流工程の作業負荷が増大するため、作業の効率化や下流工程との密な連携が必要になる。

 

・組み作業分析

複数の作業者が協同して行う組み作業の効率を高めるための分析手法。動作研究の一環

 

・サイクルタイム

生産ラインに資材を投入する時間間隔。

「サイクルタイム」と「生産速度」は逆数の関係

サイクルタイム c = P /  Q

生産速度 r = Q / P

P:生産期間 Q:生産量

運営 設備レイアウト

製品固定型レイアウト:タンカーやフェリー。少品種少量生産

製品別レイアウト:パン工場。少品種多量生産。生産設備は直線的に配置

グループ別レイアウト:GT(グループテクノロジー)中種中量生産

工程別レイアウト:個人経営の居酒屋厨房。多品種少量生産。生産設備を機種ごとにまとめて配置

f:id:k2sugi:20170522215020j:image

コアフレーズ等

 

 

 

 

■第4問

今後の経営課題

 

・「経営資源に着目」なら、

第1問で聞かれた強みだけでなく、

これまで問われた改善課題も

強みに転換可能。

 

・書き方

〜(強み)(強み)を活用して差別化を図る。

 

 

・コアフレーズ

在庫管理から発注までの機能を強みとしてワンストップサービスを提供

週次の発注にも対応できる生産リードタイムの迅速性

(著名な超精密機器)を生産している技術力とブランドを差別化要因にする

営業部を新設して権限移譲をすすめて営業力を強化

 

 

 

財務 全部原価計算の計算の逆機能

■全部原価計算の逆機能 とは、

生産量を増やすことで営業利益が増加する

こと。

 

理由は、

期末製品棚卸残高に製造間接費の固定費分を

負担させることが可能だから。

(費用の一部を翌期以降に持越し)

 

問題点は、

販売量、在庫水準と関係無しに

生産を増加する誘引が働くこと。

 

解決策は、

直接原価計算による損益計算で、

これにより

固定製造間接費は全額期間費用として

費用処理される。